「釣り人と共に」がモットー。釣り人あるところに「上州屋」あり。

１日雨予報だったので釣りモードでは無かったのですが、１７時頃外に出たら雨降っていなかったので急いで川に向かいました。１８時に到着し１８：３０～１９：３０まで１時間だけ竿振ってきました。
先週までは大型のモンカゲロウが大量にハッチしていたのですが、今回は時々ポワンと散発的にハッチがあるだけでライズも無く水面が静かだったため、毛鉤を＃８から＃１２にサイズダウンしてキャスト、１投目でイワナが飛び出してきましたがフッキングせず、『もう一回出ろ！』とキャストを続けていると、風に乗ってあさっての方向に着水した毛鉤にヤマメが出ました。

その後頭上の枝に毛鉤をひっかけてしまい毛鉤を交換しようと思いましたが、毛鉤のアイにラインが通せず(老眼)今日の釣りはヤマメ１匹で終了。川から上がり橋の上から水面を観察していると真っ暗になる直前に凄いライズが！何もいないと思える場所でも相当数の魚が残っているかんじです。
南相木川は川に道路が並走しているので入渓しやすく平日休日関係なく釣り人が入る為、魚の警戒心がすごく高いのが特長です。ただでさえ神経質な渓流魚、魚の気持ちや気分は自分と同じだと考えると、結構簡単に釣果に巡り合えると思います。今日は暑いなと思ったら魚も同じ気持ちなので１℃でも水温が低い沢水が流れ込んでるところや水が動いてる場所にいるんじゃないか？とか、今日は日差しが強いなと思ったら魚も同じことを考えているので、日陰になる木の下とか日陰の場所にいるんじゃないか？等です。

他の魚もそうですが、何かに寄り添って泳ぎます、寄り添ってる側からは敵に襲われないからですね。弱ったやる気の無い魚と釣り堀の魚以外は何も遮蔽物が無い水中のど真ん中はまず、泳ぎません(３６０度全方向から外敵に襲われる可能性があるからです)

魚を自分にたとえて、自分ならこういうシチュエーションの時ならどこに身を隠すかを考えながら川を歩くと案外すぐに結果が出ると思いますのでチャレンジしてみてください。

■ロッド：シマノ：渓流テンカラ３４－３８ＺＬ ■ライン：宇崎日新：鬼流テンカラレベルライン３.５号 ■仕掛：ハリス：フロロカーボン０.８号を１.５ｍ ■ルアー：毛鉤：来年発売予定のグリーンの毛鉤＃１２ ■漁協：南佐久南部漁協