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さくてん 佐久店

ショップニュース

2024年7月22日その他・お知らせ

立岩湖・加和志湖はシナノユキマス釣りだけじゃない!

こんにちは佐久店スタッフの亀田です

南佐久南部漁協管轄・南相木村【立岩湖】

日釣券2000円(現場売り+1000円)、年鑑札8400円(年鑑札は組合事務所と上州屋佐久店だけで購入出来ます)
●中学生以下のお子様は入漁券無料です

標高約1000m、駐車場、トイレ、自販機、湖畔遊歩道、最大水深約10m、渓流南相木川の途中にある砂防ダム湖
☆この湖で狙える魚・・・シナノユキマス・ウグイ・アブラハヤ・コイ・ワカサギ・ヤマメ・イワナなどで、過去にはランドロック(陸封型)のサクラマスや50㎝近いイワナが釣れたこともあります。

南佐久南部漁協管轄・北相木村【加和志(かわし)湖】
入漁券は立岩湖と共通、最大水深約3mで標高は1200m付近にある立岩湖より小さい砂防ダム湖です。
ココで狙える魚は立岩湖とほぼ一緒ですがワカサギは居ないかもしれません、先日57㎝のイワナが上がっています。
南佐久南部漁協の当日の日釣券や年鑑札を持っていれば立岩湖・加和志湖はもちろん、南佐久南部漁協管轄の渓流(千曲川本流・相木川本支流・大石川・本間川・杣添川・金峰山川・梓川等)、鮎の釣りが出来る訳です。

また日釣券にも年鑑札にも立岩湖の上流にある滝見の湯食堂の割引チケットが付いていますのでこちらもご利用下さい。
☆地元の相木蕎麦を使った【たぬ玉蕎麦(たぬき蕎麦に温泉卵入り)】が亀田のお気に入りメニューです

※両湖とも水が綺麗な湖ですが、遊泳やボートやカヌー、カヤック、フローターを浮かべることは出来ません、又野生動物の危険があり湖畔でのキャンプも禁止されていますのでご注意下さい。

宿泊は立岩湖湖畔にある立岩荘、加和志湖上流にある長者の森キャンプ場などをご利用ください。

これが噂のシナノユキマスです、名前にマスと付いていますが鱒の仲間ではありません、北欧原産の外来魚で釣りの対象として定着したのが立岩湖と加和志湖という訳で、日本に移入当時の長野県知事が『信濃(長野県の古い地名名称)の雪のように白い魚』という意味でシナノユキマスという名前になりました。
釣れるサイズの平均は20~30㎝ぐらいのものが中心ですが時々40㎝~50㎝ぐらいの大型が釣れてくることもあります。
原産国の自然界には60㎝を超える大型も居てルアーやフライでも狙えるみたいですが立岩湖、加和志湖にいる50㎝以下のシナノユキマスはフィッシュイーターではないようなのでルアーでは狙いにくいかもしれません。

日本でシナノユキマス釣りをやっているのがココ2湖しかなくこの釣り方が本当にあっているのかは分からないんですが、今の所皆さんアジのサビキを使った遠投サビキ釣りで狙っています。

これは立岩湖で釣ったシナノユキマス大なんですが、シナノユキマスは仕掛けに好き嫌いがあるみたいです。
仕掛けはピンクスキンでラメが入っていない物を選んでください、ラメが入った仕掛けしか持ってない場合は面倒ですがラメを全部ハサミなどで切ってから使って下さい。亀田も試してみましたがキラキラのラメが入った仕掛けは食いが落ちます。また白やグリーンのスキン仕掛けやヒメマス用の蛍光ウィリーを使った仕掛けも食いは落ちました。

食いが悪い時はワカサギの時のように一番上の針にブドウ虫を付けたり、各針に紅サシやエサ用のオキアミを付けると食いが良くなる時があるようです。

仕掛けは今の所この2種類が鉄板です、左の仕掛けは全長が1.6mあり水深が深い立岩湖で多用されています、右の仕掛けは全長1.15mと短いので立岩湖に比べ水深が浅い加和志湖で多用されています。

仕掛けを変えれば様々な魚も狙う事が出来ます。同じ遠投仕様で仕掛けをワカサギ用に交換し全ての鈎にサシ虫を付け湖底狙いをするとアブラハヤの満艦飾、お子様と何か釣りに行きたいなんて時は数が釣れるのでこのターゲットも面白いと思います。

1時間もやれば飽きるくらい釣れちゃいます。
サビキでなく針1本でぺろぺろの柔らかいハエ竿か何かで1匹づつ釣り味を楽しむなんて釣り方も面白いと思います。

アブラハヤは見た目ヌメッとしていますが、から揚げにするとおいしくいただけます、シナノユキマスは大きいものは刺身などで、小型のものはホイル焼きなどにするとおいしくいただけます

シナノユキマス釣りに禁漁期間はありません、一年中釣りが可能。冬期は氷上シナノユキマス釣りという他では体験できない釣りにもチャレンジできます。ただ冬期は氷上を管理する場所が無く自己責任で釣りがOKになっていますので、行ってみたい方は十分に注意してください。
南佐久南部漁協の年鑑札は8400円と、佐久漁協や上小漁協の年鑑札に比べ高いのですが、この年鑑札1枚で渓流・アユ(アユルアー可)・しなのゆきます・冬期ニジマス・ワカサギの釣りが出来るので、逆に安いぐらいだと思います。

★シナノユキマスは持ち帰りのサイズ制限が在りません

画像は加和志湖の山側のポイント、釣り座のスタイルは皆さんこんな感じで作っています。
①長い時間座っていても疲れにくいアウトドア用のイス
②釣具一式(予備の仕掛、予備のウキ、予備のオモリなど)
③竿掛け(立岩湖はそうでもないですが加和志湖は地面が固いので刺して使うタイプより三脚式の置いて使うタイプの竿掛けの方が使いやすいです)
④釣った魚をキープしておくバケツやクーラーボックス、フラシなど
⑤エサを追加で作れるようにエサ用のバケツ
⑥飲み物や食料、着替えなど用のバッグ
⑦万が一大物がかかってもいいように柄が長いアミも持って行った方がいいですね(亀田は柄が1mぐらいのエリア用のラバーネットをいつも持っていってます、ラバーネットだとサビキ仕掛け事掬っても仕掛けの絡みが少なく簡単に外せるのでこのアミがお気に入り)
足元がぬかるんでいることが多いので、サンダルとかは避け季節に合わせた防水性の長靴がオススメです。

流れ込みなど水が動いてる場所だと普通にヤマメやイワナが釣れてきますが、1回の釣りで2本以上の竿を出すことが出来ません、ユキマスの仕掛ぶっ込んでおいてアタリがあるまでルアー釣りとかが禁止されていますのでご注意下さい。
渓流魚はキープできるサイズが制限されています(イワナ・ヤマメ・アマゴは15㎝以下はキープ禁止、ウグイとフナは10㎝以下がキープ禁止になっています)

☆加和志湖では朝夕はムッチャライズがあり、超やる気になります。ルアーで狙ったり立ち込んでテンカラやフライでライズ狙いするのも面白いと思いますが加和志湖は超超超~水がクリアーなので、太仕掛けだと食ってこないのと、人の気配がばれてしまうと湖中央部(ルアーもフライも届かない距離)にライズが移動してしまうので、気配を消して抜き足差し足忍び足で挑んでみて下さい。

加和志湖
水深2m以上ある場所なんですが、湖底に沈む倒木が丸見えな程スケスケで魚の群れまで見えてしまうので、警戒心の強い渓流魚限定で狙いに行くなら派手な服装(蛍光色のジャケットとか)は問題外というわけです、こっちから魚が見えるという事は魚からも人間が見えているということです。

ジャンボなアブラハヤ
『アブラハヤってこんなに大きくなるんだ?』ってびっくりしました(◎_◎;)!加和志湖

今やイワナよりも幻になりつつあるウグイ、加和志湖

時々こんな規格外のイワナ(45㎝)がシナノユキマスの外道で掛かることがあります、立岩湖
絶対数は少ないと思いますが、掛かった時に後悔しないように玉網などは用意していきましょう

シナノユキマスは定期的に漁協が放流してくれます(放流後に漁協のHPで放流しました情報がUPされるので、放流のタイミングで行くようにすればボウズという事は無いと思います)、昨年は8/9にシナノユキマス放流がありました、この日の前後は毎日南佐久南部漁協のHPの【放流情報欄】はチェック入れた方がいいでしょう。

色んな可能性を秘めている立岩湖と加和志湖、今年の夏休みは長野で遊んでみるのはいかがでしょうか?

亀田はお昼過ぎに現地着→夕方5時頃までシナノユキマス釣り→夕方から日没ちょっと前までテンカラのスケジュールで遊んでることが多いです(笑)

釣りから離れて足元などに目をやれば自然の生き物の発見に繋がると思います、お子様の自由研究の題材探しなどにいかがでしょうか?

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