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さくてん 佐久店

ショップニュース

2024年9月28日その他・お知らせ

スタッフ亀田の新潟県と富山県の県境付近にある釣りポイント紹介①、10/10釣果写真追記しました

親不知IC(ここまで新潟県)の次が朝日IC,ここから富山県になります、朝日ICの次が入善PAスマートIC、その次が黒部・宇奈月IC、その次が魚津ICです
入善のポイントに行くなら朝日か入善スマートICが便利、生地に行くなら黒部宇奈月ICが最寄りとなります。
上の写真の場所は生地(いくじと読みます)鼻灯台付近にあるキスのチョイ投げポイント(5月~7月がオススメ)、また潮が速くドン深な地形なので青物のショアジギングやエギングでないコウイカ釣り、砂物(ヒラメやマゴチ)の好ポイントでもあります。
唯一の欠点は近くにトイレが無い事、車で10分ぐらい走ると生地漁港内のトイレとコンビニが1軒あるのでそこのお手洗いが使えます。日中なら黒部漁港に併設されたお土産&食事施設の敷地の中にあるお手洗いが使えますが、全トイレがこの場所からは離れており車でないと行かれないのが玉に瑕です。

奥が生地鼻灯台、手前が生地漁港この間にあるジャリ浜はショアジギングやアオリイカのエギングをやってる方が多く、場所も広いので入れる人数が多いのがイイデスね。沖にパヤオとかがある訳では無いので潮目やナブラ狙いになります、海底は沖のブレイク(カケアガリ)までは砂地に岩が点在し海藻が生えてる場所もあります、カケアガリから沖はジャリ底になり、カケアガリの角度が急なのでショックリーダーを3mぐらい長めにしておかないとカケアガリのエッジでPEラインが擦れて切れてしまいます。竿も寝かして構えるより頭上に構える方がラインのトラブルが少ないように感じます。
写真の右側に見えているのが防潮堤でこの防潮堤のすぐ裏に駐車可能、防潮堤には数か所階段が着いているので階段を使って海辺まで降りていく感じです。

生地鼻灯台よりも新潟側にある入善漁港周辺の釣り場、一番海寄りの道から入れます、防潮堤が2カ所切れているところがあるのでそこからこの場所に降りれます、パッと見『えっ!ここ入って大丈夫なの?』って感じの場所を入るのですが大丈夫です。画像の手前が入善漁港側、奥が新潟側です、グーグルマップで入善漁港を検索していただき新潟方面に地図をスクロールしていくと地面がオレンジ色になってる箇所がこの場所です。
春先のメバリングやチニング、秋のアオリイカのエギングにオススメですが、ここにもトイレがありません、近くにトイレが借りれるようなお店やコンビニも無いので女性同伴の場合は避けた方がいいでしょう。
また写真を撮ってる側は道路がスロープになっていて海までつながっているのでここからボートを出してる方も多いです。但し入善付近は離岸流があるのと海流が速いのでエレキモーターや手漕ぎボートでは帰ってこれない可能性があります、船舶免許不要艇(全長3m未満の船で2馬力以下の船外機)でも風や波がある日はやめた方がいいでしょう(航海灯が装備されてないボートは夜間の走行が法律で禁止されています、船舶免許のある方は周知の事実なので心配ないと思いますが、免許不要艇で海に出る場合は法律違反をしないようにお気を付けください。)

上の写真中央に見える突堤の上から見た画像となります。
先日行った時は堤防の際にカワハギやアジ、グレの群れが居てサビキ釣りなどやったら沢山釣れそうでした。
オススメは2月~4月にメバリングやチニング、5月~9月にキジハタなどの根魚とキスのチョイ投げ、9月~11月にアオリイカのエギングが出来ます。
近くに釣具屋が1軒も無いので事前にエサなどは用意して行って下さい(エサが売ってる一番近い釣具屋は黒部ICまで行かないとありません)
波は静かですが足元から急に深くなってたり、離岸流があるのと潮が速いので遊泳は出来ません。

入善にある牡蠣の星という牡蠣レストラン前にある放水口突堤
水面まで4m近くある高い突堤なので高所恐怖症の方やお子様同伴の場合はやめた方がいいですね。また海にウネリや波がある時や風が強いなんて時は突堤の上に立ってることすら恐怖を感じるような場所なので波が穏やかな日限定でオススメのポイントです。
ココは5月~9月のキジハタねらい、9月~11月のエギングによく行ってます、海で遊ぶ者の最低のマナーですのでライフジャケットの着用は必ず実施してください。
アオリイカの墨跡が突堤に残っていますが、釣り人のマナーとして堤防や突堤で墨を吐かれてしまった場合は必ず洗い流してから帰るようにしてください(折り畳み式の水汲みバケツを携帯しておくといいです)。

また日中はテトラポッドの入れ替え工事で作業船がいることがあります、作業船が居る時は釣りは控えて下さい、夜間は磯ブヨ🐞が沢山出るので長袖長ズボンはもとよりアウトドア用の蚊取り線香や毒虫用の虫刺されの薬などを常備して行った方が得策です。

暑いからと言ってショートパンツにタンクトップなんてスタイルは磯ブヨの餌食になりに行くようなもんです、刺されるとムッチャ腫れて2日後ぐらいにかゆみが押し寄せ2~3週間ぐらい腫れが引かないのでご注意下さい。

生地漁港付近、トイレがあり一晩中明るく、足場が良く、手すりがある比較的安全な釣り場ですが駐車する場所がトイレの前に5~6台分しかありません、あとは停めれそうな場所に停めて歩くしか無いです。
釣り場のキャパ人数はエギングだと10人ぐらいです、海ギリギリの直ぐ後ろに住宅地があるので夜中騒がしかったり花火や焚火とかやってると警察呼ばれるので注意してください。
先端に行くほど好ポイント、ショアジギング、エギング、キジハタ、泳がせなど等、過去には港内でタチウオ釣ったこともあります。午前2時頃から漁船が行き来するので竿をブッ込んだままにしてると船にさらわれてしまうのでご注意下さい、竿を持って行かれるだけで済むならまだいいですがスクリューや船体に傷がついた事で損害賠償を請求されたケースもあります、漁業従事者さんたちの仕事場で遊ばせてもらってるわけですから、釣り人としてマナーは守っていきたいところです。

宮崎ヒスイ海岸、親不知過ぎて富山県にはいってすぐにある釣り場です、越中宮崎駅の裏にあたる場所、長大な砂利浜でショアジギングやアオリイカのサーフエギングポイントとして人気の場所です。
宮崎漁港側に無料駐車場とトイレがあります、ここは釣り以外にもヒスイの原石拾いの人たちも多くいるのでメタルジグやエギをキャストする場合は毎回後ろを確認してから投げるなどの措置を怠らないよう気を付けて下さい。
ご多分にもれず新潟県に近いポイントは急に深くなってる場所が多いので、ウェーディングはお勧めできません、潮の流れも速いのでサーフからの釣りですがライフジャケットの着用をお忘れなく。また当り前ですが遊泳は禁止区域になっています。
長大な砂利浜なので入れる釣り人の数は半端なく多いのが特長、夜明けから早朝は潮目が比較的近くにできることが多く、太陽が顔出す時間になるにつれ潮目が沖合に移動する感じです。

高月港、滑川市と富山市の境付近にあります。
港内が埋まってしまい漁港としては使われていませんが、上市川の河口横にあるので完全な海というより汽水域の港です。港内はハゼ釣りの好ポイントで、海に面した崩れた突堤付近ではキジハタやアオリイカが狙えます。
またやってる人は少ないですがシーバスのポイントとしても人気の場所です。
港から道路を挟んだ反対側にある公園の中にお手洗いが歩いて行かれる距離にあります。
近くに釣り餌を売ってる釣具屋がありません、滑川漁港に併設した海の駅(トイレと自販機しかない道の駅)にイソメ類の自販機があるので、そこで買っておかないと富山市内まで行かないとえさ売ってる釣具屋がありません。

滑川漁港右岸の砂利浜・離岸テトラ帯
滑川漁港は10年前は先端までは入れましたが、今は立入禁止になっているのでご注意下さい。
このポイントは根魚(キジハタ、カサゴ、クロソイ等)、メバリング、チニング、フラットフィッシュ系、シーバスを狙う事が出来ます。一番手前の離岸テトラの手前で概ね水深2m以下ぐらいしかない浅いポイントです、海底は8割藻場海底は変化に富んでいます

去年の春に滑川漁港右岸の離岸トラ帯で釣ったメバルです、普通にこれぐらいの大型メバルが釣れるので、それなりの大型用タックルを持って行かないとフックを伸ばされたりフックが折れたり、竿が折れたりするのでこのサイズが釣れる事を前提にタックルセレクトしてください。
この時のタックルは
竿:パームス ピンウィール86ML(チューブラ穂先)
リール:シマノ ヴァンフォード3000
ライン:PE0.3号にショックリーダー8ポンド
ルアー:フックサイズ#4のジグヘッド2gにスクリューテールワーム

月が出ていて波が穏やかな日が狙い目、釣り期は2月~5月、ホタルイカが寄りそうで寄らなかった時などはチャンスがあります、離岸テトラに向かってキャストし、糸ふけをとって穂先を頭上に構えた状態でゆっくりリールを巻いて来るだけ、ゴン!ゴンゴン!という大きなアタリは25㎝以下の小型メバルです、大型になると水中でビニールの袋引っかけたようなヌ――――とした急に竿先が重くなるようなアタリがあり、フッキングした後でグイングイン引く感じです、ポイントが浅いので竿先を頭上にキープしたまま強引に水面までメバルを浮かせてしまわないと全部根に潜られてでてこなくなるのでご注意下さい。

江戸の昔からメバルは凪を釣れ!と先人の教えがあるように海が波立ってる時は釣れないことが多いですね、波打ち際に立って波が来るたびに後ろに下がらないと足が濡れちゃうような波がある日は望み薄いです。また水が濁ってる時も釣れないことが多かったと記憶しています。海がクリアーで波の無い日、ホタルイカがムッチャ寄りそうなんだけど寄らない日が大型メバルの狙い目と言えます。
外道で黒鯛やキジハタ、シーバスなんかが掛かることがあるので、ネットを持ってると便利です。

ルアーで狙うだけでなく冷凍ホタルイカをエサにした電気ウキの釣り方も面白いです、棒ウキ(2点発光タイプがオススメ)タイプの電気ウキだとアタリが取りやすいです、仕掛はいたってシンプルでウキとオモリとハリ以上!
チヌ鈎の5号とか伊勢尼の12号辺りがオススメ、ハリスは1.5号を1mぐらい、ホタルイカを1匹付け、ウキ下を1~1.5mでセットしてテトラポッドが切れてる間に投げ込んでアタリを待ちます。
電気ウキがチョンチョンと軽く潜ったら糸ふけを取って竿を構えます、次に電気ウキが潜っていくのでその時がアワセのタイミングです。メバルはホタルイカの目玉を目標に補食してくるので、エサをチェックした時に目玉が取れてしまってる場合は新しいエサに交換してください。
※電気ウキと書きましたがこの釣りは夜の釣りになります、深い場所なら昼間でも釣れますが、滑川の離岸テトラ帯のような浅いポイントは夜でないとまず釣れないと思います。
エサはホタルイカでなくとも青イソメの房掛けでも食ってきますがホタルイカエサの比ではありません。

同じく滑川漁港右岸の離岸テトラ帯、こんな感じで手前と奥の2段テトラになっている場所なので沖で白ウサギが跳んでるような状況でもこの場所は釣りが可能なことが多いです。また滑川・魚津・経田は比較的水が濁りにくく生地や入善・朝日辺りで海がマッチャッチャに濁っている時でもここは水がクリアーなことが多いですね。

9/23に富山の海に行った時の写真ですが、生地・入善・朝日沿岸がマッチャッチャ(エギ落とすと1秒もしないうちにエギが見えなくなるぐらいの濁り)でしたが魚津は群泳するアジやグレの群れが目視できるぐらい水はクリアーでした。

これは入善牡蠣の星前突堤から見た夕日、富山湾は能登半島又は海に太陽が沈むので、映える写真を撮りに行くのもOK!亀田はこの時間帯に海に居るのが好きなんです(⌒∇⌒)

これは魚津補助港から見た夕日。
今回は新潟県との県境~滑川までをご案内しました、滑川~富山市市内や氷見方面なんかも素敵なポイントが沢山あります、また時間を空けてこちらも紹介していきますのでお楽しみに。

冬は堤防からのヤリイカ釣りがオモシロいです、エギングでも狙えますが重いだけで全然ひかないので面白みに欠けます、オススメの釣り方はエサ巻きテーラーにアジやピンギス(活き魚でなくともOK)、フグが多い時は食塩で〆た鶏のささ身を縛り電気ウキ仕掛で狙います。
その年にもよりますが11月水温が下がり始めるころに胴寸40㎝近い大型のオスが釣れ始め、12月1月になると小型のメスが混じり始め、2月頃には小型のメスだけになる感じで、メスばかり釣れるようになってきたら堤防ヤリイカ釣りは終わりになります。
一晩でだいたい10匹程度の釣果です、この時期のヤリイカのメスは抱卵していることが多く、卵に栄養が行ってるメスは生で食べても美味くないので、内臓入ったままホイル焼き等にするとおいしくいただけます。

最近の写真では無いのですが、これは魚津漁港外向きテトラ帯で釣ったヤリイカです、これぐらいのサイズだと重量感もひき味も良く釣ってて面白いです。
ヤリイカのポイントは魚津港、滑川港、生地港、富山新港が人気のポイントでしたが富山新港は東堤も西堤も今はどちらも立入禁止になっています。

テーラーを使ったエサ釣りタックルは
竿:磯竿の3-45~53
リール:3000~4000番ぐらいのもの
道糸:ナイロンラインなら3号、PEラインならMAX1.5号
ウキ:海面が波だっていたらカゴ釣りに使う遠投ウキの8号、海面がべた凪で波っ気が無い時なら添付画像のような棒ウキがおすすめです
オモリ:ウキの号数から2号引いた重さのナツメオモリ
仕掛け:エサ巻きテーラーの3号、テーラー1個でやるときはテーラーの先端にオモリが付いたテーラーを使います、釣具屋に行くとテーラーの先端がプラスチックの価格が若干安い物も売ってますが、先端がプラスチックのものは枝鈎用です、これ単体では使えませんのでご注意下さい。
★ヤリイカは海底近くを回遊するので、根掛かりによる仕掛けのロストがままあるので予備のテーラーも準備して行ってください

同じく魚津港外向きテトラ帯でエギングで釣ったヤリイカ、ヤリイカにはアオリイカのような補食の為の触腕が無いので、アオリイカ釣りのような激しいシャクリは必要ありません、キャストして着底したら1回だけ強くシャクったあとはゆっくりリールを巻いてるだけでOKです。釣り方が地味なので堤防ヤリイカ釣りはエギングよりエサ巻きテーラー仕掛けで狙う方がほとんどでした。
しかしエサ取り(フグやカワハギ)が居るとエサをボロボロに食い荒らされてしまうので、そのような時だけエギングで狙ってました。

これも魚津港です、お昼ぐらいの釣果だったと記憶しています、もちろん朝や夕方も釣れますが比較的釣り場がすいてるお昼ごろにばかり行ってました。海を見て潮目が近いようなら春と秋はフクラギ(イナダの富山名称)をショアジグで狙ってみるのもいいですね。

余談ですがイナダの呼び方が隣の県なのに新潟と富山では違うんです
◎新潟・・・?<ワカシ<イナダ<ワラサ<ブリ
◎富山・・・コズクラ<ツバイソ<フクラギ<ガンド<ブリ

滑川漁港右岸の砂利浜でメバリングした時の釣果
離岸テトラ帯をランガン、アタリが無かったら5m横に移動して釣り方、一番手前のテトラから一番奥のテトラまでじっくり探って釣果は普通にこれぐらいは毎回ありました。

生地鼻灯台に青物狙いだったのですが、メタルジグを海底まで沈ませリーリング初めて直ぐマゴチが掛かったこともありました。
こんな感じで一年中(真夏は鬼暑かったのでほとんど釣りはしませんでしたが(;^_^A)多彩な魚が狙える富山県の海、新潟県ばかりじゃなくチョット足伸ばしてみるのも宜しいかと思います。

★マゴチの成魚はオスメスのペアでいることが多いので、釣れたところにもう一回ルアーを投げるともう一匹釣れる事があります。

次回は滑川~新湊辺りとホタルイカのポイント紹介なんて考えてますのでお楽しみに。   佐久店 亀田

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