「釣り人と共に」がモットー。釣り人あるところに「上州屋」あり。

9月8日絶好の釣り日和の中、盛岡河川漁協主催の【渓流釣り体験会】が開催されました。
当初の予定では６月に開催する予定でしたが増水のため秋にずれ込むことになりました。

前日の7日、組合員の人達が仕切りのネットを頑張って試行錯誤しながら張りますが、なにぶん初めての事で苦戦している様子。
そして開催当日・・・。落ち葉がネットに詰まり一部が破損、放流した魚が少し脱走するという事件が発生します！

スタッフ内に動揺が走りましたが、とりあえず魚も見えていた事や開始する前に試し釣りしたところポツポツ釣れたので予定通り開催する事になります。
集合時間の９時近くになると続々と活性化センターに参加者の方が来られます。
そして開会式。２０人以上の参加者の前で沼下組合長が「少し魚が逃げてしまいましたが、怪我など無いように楽しんで下さい」と開催の挨拶。

次に今回釣る魚、川で釣る際の注意事項、仕掛けやエサの説明に入ります。子供達も初めて触るブドウ虫に興味津々。説明を真剣に聞いてくれていたのですが暑くなってきたので、予定の３０分で済ませ実釣に進みます。

開始すると釣りも、実際に川で遊ぶのも初めての子もいて楽しんでくれている様子。それを見て、教える側もやる気が出ますが、思うように釣れない・・・。（思っていた以上に魚が逃げたのでは・・・）など頭に過りながらやっていると、

「きたーーー！」の絶叫と共に良型のヤマメを釣り上げてくれました。釣れない時間が長く、内心焦っていましたがこれで一安心。
それと同時に他の子もやる気が出てきて空気が一変し黙々と釣りをしてくれています。

続けて別の子も良型のヤマメを釣ってくれて、その後も周りではポツポツとですが釣れている様子。

終了時間の１２時まで黙々と釣りを続けている子もいれば、浅場で川遊びをする子もいて各々楽しんでくれました。
そして今回参加してくれた子には参加賞と簗川のアユをプレゼント。
反省点はいっぱいありましたが、心配された怪我人などは出ず無事に終了しました。
次回は今回の反省を踏まえ早い時期に開催するそうなので楽しみにしていてください、との事です。