2024年8月11日その他・お知らせ
【スタッフブログ】謎の怪魚『コロソマ』釣りにチャレンジ
こんにちは!店長の大江です。
今回は東海地方で夏に盛り上がるという怪魚
『コロソマ』
にチャレンジしてきました!
コロソマとは
南米アマゾン川流域に生息する大型淡水魚で、ピラニアのような姿をしていますが肉食性ではなく、水面に落下する木の種子など植物質を主食にしている大人しい魚です。
でも見た目は完全にピラニア的なヤツ...。
で、このコロソマですが数年前からじわりと人気が高まっていまして情報を集めてみると・・・
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・浜名湖フィッシングリゾートにおいて夏季限定で開かれるコロソマポンドに放流されている。
・ファイトはとても強烈でかなり暴力的らしい。
・さらにコロソマの凶暴な歯で並のリーダーやフックは潰されてしまうこともある。
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おぉ、大人しい感じを漂わせつつもまぁまぁ怪魚な感じですやん。
いつか釣ってみたいなぁ。と思っていたのですが、今回浜名湖方面へ出張の機会があったので中休みにチャレンジしてみました。
いざ浜名湖フィッシングリゾートへ!
受付でコロソマが釣りたいんです!と伝え料金を支払うとバケツに入った練り餌を渡されます。
そう、今回は草食性(実際は雑食らしい)の魚なのでルアーではなく練り餌で狙います。
基本的な仕掛は中通しオモリを使用したブッコミ釣りです。
今回は一般的な丸や円柱形のオモリではなく、ルアーフィッシングでフリーリグと呼ばれる釣り方に使うスイベル付きシンカーを使用し、コロソマに少しでも違和感を与えないようなイメージでチャレンジです。
シンカーウエイトは10gと14g。
タックルはパックロッドのスピニングとベイトを1セットずつ。
どちらもメインラインはPE1.5号、リーダーは6号を用意。
針は事前に管付き伊勢尼にハリス10号(ハリスの長さは20~40㎝程度)を準備したものを使用しました。
結束は外掛け3回、内掛け3回の本気仕様。※画像ではカエシが付いたままですが、この後潰しました。コロソマポンドはバーブレスフックのみ使用可能です。
現地では管付フックに直接スナップサルカンを取り付けたものを販売しているのでそちらを利用しても良かったのですが、こういう部分を手作りすることで釣り上げたときの達成感が高まるんだよなぁ。。。
いざ実釣開始!どんな感じで釣れるんだろう(ドキドキする)
コロソマポンドに到着し準備をしながら周りの先行者さんを見ていると、ブッコミ釣りだけど竿掛けは使わずに皆さん手持ちで釣りをされています。
おそらくコロソマがヒットした際に置き竿だとロッドごと水中に引き込まれてしまうからでしょう。
餌の大きさは大きく付けている方もいれば、小さめの方もいるので針が十分に隠れる大きさから様子をみることにし、期待を込めて投入。
シンカーウエイトは14g。
風が強い日だったのでラインが流されないかなと少し心配でしたが、投入後にしっかりラインメンティングを行えば問題無し。
周りの様子を見ているとお隣さんがヒット!おぉ、ドラグ音が鳴り響く!羨ましい!
...と思っているとラインがグググーと持っていかれます.......アワセてみるか→スカッ。しまった早かったか。
気を取り直して再投入。今度はひとくちで食べきれるよう餌は小さ目にセット。
餌が着底してラインが馴染んだかなくらいでアタリ......巻きアワセ!。乗った!めっちゃ引く!
コロソマめっちゃスタミナあるやん!ネット際でも全然諦めずにファイトが楽しめます。
無事にネットイン。
いやぁよく引いた!ファイト楽しかった。ドラグを引き出す魚とのやりとりは緊張するけどアドレナリン出ますな。
1匹釣ってボウズを回避できると途端に肩の力がぬけほっと一安心。
どうやら餌は小さめのほうが良いようだ。
確かめてみようと再度投入。餌が着底してラインが馴染んで少し待つ。
すぐにアタリ!グン....ググン....バシっとフッキング!
今度もまぁまぁ長いファイトを楽しませてくれたコロソマくん。
やっぱり今日は小さめの餌付けが良いのかな?
餌の大きさに合わせて針も伊勢尼14号から9号の小針にチェンジ。
オモリも少し軽くして10gに変更。
針が小さく細くなると折れたり曲がったりするのでドラグが効かせやすいスピニングタックルにチェンジ。
投入。ボチャっと餌が着水して底につく前にひったくるような強いアタリ!
なんだコイツは...。先に釣った2匹とは全然違う引きの強さ。
横へ走られると他の釣り人に迷惑をかけてしまうので、コロソマの頭をこちらに向かせようと強引に引っ張ろうとしてもすぐにあちらこちらに突っ込んでいく。
ネット際に寄せては沖へ走られるのを繰り返すこと数回。
....無事にネットイン。
良型!いやぁ良く引きました。
コロソマのファイトは強いですが、良型はさらにその上を超えていきますね!
ロッドがフルベントするのはたまらん。
使用したロッドはスコーピオンのパックロッドだったのですが、こういう海外の魚をスコーピオンロッドで釣るのは何か感慨深いものがあります。。。
パターン発見でしばし入れ喰い状態に
小針×小粒餌の組み合わせがハマったのか暫し1投1匹の入れ喰い状態を楽しませてもらい、今回は満足な釣行となりました。
今回は小針が効いた感じですが、やはり小さく細いので1匹釣ると交換が良いと思います。実際にコロソマの口から外した針はかなりの確率で曲がってましたし、1本は折れました。
アタリが出るなら針は大きいほうが良いかもです。
コロソマポンドは夏期限定。
お手軽に大物釣りが楽しめる釣り場ですが楽しめるのは夏場のみなのでご注意を。
バスロッドやシーバスロッド、ライトショアジギングくらいのタックルであれば問題無く楽しめると思います。
お子様や釣り初心者さんでも十分楽しめるので、ぜひこの夏休み浜名湖方面にお出かけする機会があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
水分補給は十分に。餌を触るので別途お手拭きタオルをご用意されるのをお忘れなく。