2024年7月29日その他・お知らせ
スタッフ亀田のテンカラ釣り歩る記Vol,６
半月ぶりに相木川本流(通称・北相木川)白岩集落付近でテンカラ振ってきました、いつもはシマノの渓流テンカラ34-38ZLという竿を使っているのですが、今回は上州屋オリジナルの新製品テンカラ竿【ストリームスタイル テンカラ６４-３３０】を使ってきました。
８月近くになると河川敷の草が伸び放題に伸びて長い竿が降りにくくなるので、この時期は敢えて短い3m30㎝の竿を使っています。
【使ってみた感想】
いつも使ってるシマノの竿に比べると若干硬い感じがしたので、いつもはレベルラインの3.5号を使っているのですが多少なりラインが重い4号のレベルラインを4ｍ付けてやってみた所ドンピシャのバランスでした。
基本は竿の長さ分のレベルライン+ハリス1ｍがベストバランスだと思いますがご自身が投げやすいながさ、太さのラインでチャレンジしてみて下さい。
アイテムはこの４種類
６：４胴調子３３０ 自重１０１ｇ レベルライン用
６：４胴調子３６０ 自重１１５ｇ レベルライン用
８：２先調子３３０ 自重 ８５ｇ テーパーライン＆ロングレベルライン用
８：２先調子３６０ 自重１０７ｇ テーパーライン＆ロングレベルライン用
コルクグリップで全アイテム竿先は回転リリアンが付いています
※竿の長さよりも長いラインを操るときや空気抵抗が大きい大型の毛鉤を操るときは、バックキャストをいつもより長くとるとキャストしやすくなります。
バックキャストは毛鉤を頭上に跳ね上げる感じで力強く、フォワードキャスト(毛鉤を前へ飛ばす事)は力を抜いて前へ押し出してあげる感じ、フライのキャスティングとは違い毛鉤が先に着水して後からラインがついていくようにキャストするのがコツです。
ご自身の頭上に時計を想像して、バックキャストは１時の位置、フォワードキャストは１０時の位置を意識して、それ以上に竿先が倒れないようにキャストするのがコツです。
向かい風でラインが飛ばしにくい時はラインを振る位置をできるだけ水面近くで振ると、風は水面に近いほど弱くなるのでキャスティングしやすくなると思います。
段々草ボーボー木々が頭上に生い茂る季節になると長い竿が降りにくくなるので、この時期は短めの３.３ｍの竿が活躍します。
一般にテンカラ竿には特殊な上級者モデルを除きどのメーカーからも3.3ｍ、3.6ｍ、3.9ｍの３アイテムが発売されています。
【長さ別の選び方は】
川幅が５ｍ以下の源流域によく行く方なら3.3ｍ
川幅１０ｍぐらいまでの里川がメインの方なら3.6ｍ
本流との合流点付近によく行かれる方なら3.9ｍを選ぶといいでしょう。亀田が普段使っているシマノの渓流テンカラは3.4ｍと3.8ｍの２通りで使えるzoomロッドで、普段は3.8ｍの状態で使っていますが、頭上が振りにくい場所などは3.4ｍの状態にして使っています。
１枚目のイワナはザビエルの＃１０でした
その後頭上の枝に気付かずに毛鉤をロストしてしまいピンクの＃１０に交換、まだモンカゲロウがが出ているので毛鉤はいつも使ってる＃１２サイズよりもチョット大きめの＃１０の方が魚の反応がいいようです。
護岸された水深20㎝ぐらいしかない瀬から出てきたイワナ
３匹目もピンクの＃１０
この段階で１９時を回ってしまい毛鉤やラインが見えるのはあと３０分、ハックルを白系のもので巻いて視認性をよくする方法もあるのですが、暗くなるギリギリまで川に居ると上がる場所を見失ってしまうので、自分は普段使ってる毛鉤がどこに着水したかが分からない時間帯になったら川から上がることにしています
このイワナでこの日は最後にしました、同じ川の２００ｍぐらいの区間で釣ったイワナですが体の色がこんなにも違うもんかとチョットビックリです。
白岩区集落付近は大丈夫でしたが長者の森まで上がると車を停めた瞬間大量のアブに囲まれてしまいました、暑い時期はアブやハチなどが活発に飛んでいるので、防虫対策はしっかり準備して行きましょう。
あと今年はクマの目撃情報が多くなっています、単独釣行は避け、クマ避け鈴の装備やクラッカー、爆竹など大音と火薬臭が出る物を持参するようにしてください。
釣りの後は全国から釣り仲間が集まっていたので彼らのテン場へお邪魔して、食材を持ち寄り晩の宴と情報交換。
２２時過ぎまで話し込んでしまいましたが、この時間帯で気温１８℃、この時期は着る物に苦慮します、半袖では寒いぐらいでした。
テンカラ竿を振ってる時間も楽しいのですがこういった話し合いの場も楽しいもんです。