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さくてん 佐久店

ショップニュース

2024年7月2日その他・お知らせ

スタッフ亀田のテンカラ釣り歩記Vol,4

6/30-7/1と連休でしたが両方雨予報だったため部屋で腐っていたわけですが、数時間でも雨が降ってない時間帯があったので6/30日曜日はテンカラ友達を誘って2時間だけ相木川、普段南相木ばかり行ってるのでたまには北にも行きたいというリクエストだったので相木川本流(通称・北相木川)の白岩区へ行ってきました。5年前の台風被害から川は復旧しましたが、5年前とは渓相が全く変わってしまい、亀田が知っているポイントや魚の着き場、川の歩き方などが全てリセットされてしまった感じなんです。

デモまぁ、そんな事を愚痴っても何も変わらないので今回は白岩区の室内ゲートボール場前から入渓し3つ上流の橋までで上がろうと友人とは100m離れて釣り上がりました。
連日の雨で水量が普段の20㎝UP、浅い場所でもひざ上ぐらいの水量で歩きにくいったらありゃしない、1本目の橋までは亀田が前、つぎの2本目の橋までは釣り友が前という感じで釣り上がった訳です。

川に入って5分もしないうちにヤマメが遊びに来てくれました、水量が多く流れも速かったのですが、流れが巻いてる箇所や流れが緩くなってる箇所、沈み石の裏などを丁寧に探っていると、2匹目のヤマメが遊びに来てくれました。
お昼ちょっと過ぎのド日中でしたが沈めたピンクの毛鉤に笑っちゃうぐらいの勢いで飛び出してきました。

何かやたらと綺麗なヤマメでした、漁協から発表になってませんが成魚放流があったのかもしれませんね。
写真は撮ってませんがこの後もう1匹ヤマメ追加したところで大粒の雨が降り出し2本目の橋まででこの日は終了となりました。

まだ明るいうちに撤収したことで時間を持て余してしまい部屋に帰ってから毛鉤を作っていました、亀田の師匠が見たら『おい!テンカラなめんなよ』って言いそうな毛鉤名付けて【爆釣戦隊フルーツポンチ(笑)】上からバナナ、アボカド、サクランボ、ミカン、メロン、モモ
たまにはこんな遊び心300%の毛鉤もいいかもですよ

7/1も休みでしたが朝起きたら土砂降りの雨、夕方やっと小止みになり17:30ごろから川へ突撃したわけですが、昨日と同じ場所へ行っても魚がスレるだけなので違う川へ行きたかったのですが、雨の影響で千曲川本流はもとより大石川や本間川、相木川等濁流で釣りにならず、一縷の望みを持って相木川本流を上ってみたところ、北と南の合流から下流は濁流、昨日釣った白岩区もクリアーとは言えない笹濁りでしたが釣りが出来ない感じでは無かったので、昨日釣らなかった2本目の橋から上流に入ってみました。

そしたら南相木川では既に終わってしまっていたモンカゲロウがハッチしていて、ハッチしてるモンカゲロウにライズがあり、もうドキがムネムネで平常心が保てません18時半を過ぎると今まで静まり返っていた水面がわちゃわちゃ状態に!

1匹目はイワナでした(サクランボで釣れました)、あっちこっちでライズがあるのですが亀田のテンカラスタイルは毛鉤を沈めて狙うので、水面に魚の意識が向いてるライズ狙いは断然ドライフライのような浮かせて流すタイプの毛鉤が有利なんですが、亀田は毛鉤を沈めて釣るスタイルなので、そのままストロングスタイルを貫きます!

ライズしてる魚は大きいように見えるのですが、亀田の毛鉤にはミニミニのイワナしかかかってきません、2匹目を釣ったところで再び雨が降ってきてしまい、急な増水とかすると帰れなくなってしまうのでここで今日は終了。
川から道路へ上がり、川沿いを車に向かって歩いていると眼下の石の裏にイワナの魚影を発見!(イワナ属はヒレの前縁が白いので上から見ればイワナと判別できるんです)、仕掛を6mの物に付け替えて道路の上から毛鉤をキャストしたら・・・

チョットいい型のイワナが毛鉤を咥えてくれました。
長さの違う仕掛けを何種類か作っておいて、状況に合わせて仕掛けを付け替えられるように準備しておくといいと思います。
亀田の竿は34-38のzoom竿(シマノの渓流テンカラ34-38ZLという竿です)なので仕掛けの全長3.6m(いつも使ってる長さ)の物、4.2の物と6.0mの物の3種類を持ち歩いています。

更に10m上流の瀬でもイワナを発見し毛鉤を打ち込むとこのイワナもヒット!
テンカラの釣りはフライフィッシングのように毛鉤を魚に見せて釣るわけでは無く魚が定位している場所にダイレクトに毛鉤を打ち込むので、魚が捕食体制に入っていればなんの躊躇もなく毛鉤を食ってきます、所謂リアクションバイトってやつですね。

このまま遊んでいると風邪ひきそうだったので、この4匹で今日は終了となりました。梅雨の時期は水の増減が激しく水温も毎日変わってしまい釣りが難しくなってしまうのですが、1時間でも雨が上がれば渓流の魚と遊んでいたいですね。

オマケですがこんな上流域なのにアブラハヤが釣れました、相木川本流の白岩区でアブラハヤを釣ったのは初めての事、白岩区集落の上流にある加和志湖では何度も釣っているので、落ちてきたってことなんでしょうね。

この先夏が進むにつれ緑も濃くなり甲虫系の昆虫を魚が捕食するようになってくるとテンカラの釣りも更なる大物が狙えるようになります。フライフィッシングでいうテレストリアルパターンの毛鉤もこの先使うかもしれないので雨で釣りに行けない日は、毛鉤を巻き溜めておくのもいいと思います。

テンカラについて、テンカラ毛鉤作りについてお悩みがおありのようでしたら、亀田までご相談下さい。

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