2024年5月25日その他・お知らせ
2024米代川サクラマスレポートVol.10
5月も後半になり、米代川のサクラマスも終盤に差し掛かってきました。
今年は代搔きの濁りがなかなか抜けません。
本来なら20日を過ぎるとほとんどクリアになっていることが多いですが、今年は水量が少ないからか、または農作業の方法が変わったからなのか分かりませんが、現在も用水路や小さい支流からは茶濁りの水が流れ込み、本流は白っぽい笹濁りの状態が続いています。
それでも、朝イチは濁りが薄くチャンスとなることが多いようです。
この日も渇水、笹濁りの状態でしたが朝イチのワンチャンを狙って釣行してきました。
選んだポイントは流れがある二ツ井エリア。
早朝でも点々と釣り人はいます。
空いているポイントに入り、水温を図ると12.5~13度。
サクラマスを釣るには悪い水温ではなく、ウエーディングしていると足元が冷やっとする水温でした。
水量は少ないものの、水温や時間帯は問題なし。
魚さえいれば、反応はいいはずです!
立ち位置を変えずに、ルアーローテを数回。
次の手を考えるためケースをあさってると、スミス チェリーブラッド90MDと目が合います。
チェリーブラッド90MDはハイシーズンはあまり出番はありませんが、この時期になると、このルアーの弱弱しいベイトのような動きが効いた経験を思い出しました。
超ダウンにキャストし、ほとんど巻かずに流したのち、デットスローで逆引きしてくると、ゴミでも引っかかったような重たさがロッドに伝わりました。
一瞬、ん?と考えましたが、直後に生命感を感じ反射的にフッキング!
ニゴイかと思うほど引かない魚でしたが、シーライス付きのフレッシュな個体をキャッチ!サイズは50cm後半といったところですが、盛期とは違った細目のサクラマスでした。
ヒットタイムは6時20分ころと朝マズメぎりぎりのタイミング。
次の反応を求め、ポイントを移動。
1本目がシーライス付きだったので、群れがいることを期待して、釣れた場所からやや下流のポイントに入ります。
ここも粘らずに、立ち位置を変えながら、ランガンして
長いエリアを釣り下ります。
過去に反応を得られた事があるピンポイントをレンジを変えながら探っていきます。
ここのピンポイントは一か所だけ掘れていて深いので、DSENSE ルート90Deepで1.5~2mレンジを意識して狙ってみました。
やはりいれば早い!この立ち位置に入った2投目でした。
今度は明確なバイトでしっかりフッキングしました!
ヒット直後にサイズが小さめなのが分かったので、余裕のファイトをしていると、フロンドの遊んでいたフックが背中にかかり、リアフックが外れスレ状態に・・・
でもサイズがサイズだったので、焦らずに時間をかけて無事ネットイン!
こんなときも、前回紹介した「スペーサーリーダーシステム」のお陰でガツガツした感覚もなく、不用意に魚を暴れさせません。
ヒットタイムは10時10分ころ。完全に朝マズメのチャンスタイムは終わっていましたが、嬉しい2本目をキャッチできました。
2本キャッチで満足したので、この日はここで釣りを終了しました。
実はこのほかにも、1本ラインブレイクされたり、バイトがあったりと渇水&代搔き濁りがあるなか、高反応な一日となりました。
水位が下がって、条件は悪いですが、良いタイミングに当たれば
まだまだ良い釣りができそうですね。
最近はこいつらの活性も高いw
Vol.10となった米代川サクラマスレポートでしたが、今期はこれで一旦最終回といたします。
最後までご覧いただき、ありがとうごいました。
今年もこのレポート記事を通して、県内外のたくさんのお客様と熱いサクラマストークを楽しめました!!
来年も4月解禁のタイミングで書きたいと思いますので、宜しくお願いします。
個人的にはもう少し悪あがきをしてみます笑
スタッフ大原