2023年9月7日セール・イベント
第２回 磐王・決勝大会【岡 健一郎選手】編
初代磐王【岡 健一郎 選手】のストーリー
【第2回磐王の決勝大会】のプレス役で同行させて頂きましたのでその戦いを実況を交えてのご報告になります。
予選会後は当然、連覇を目指す岡選手。
プラの近況や当日の作戦などを聞いておりましたので内心ドキドキしながら当日を迎えて参りました。
もちろん、他の3名選手も実力者たちばかりで心地よい緊張感に包まれての競技スタートです。
プレス担当【福島矢野目店 齋藤】
まずは公平にジャンケンでフライト順を決めます。岡選手は4番。
まずはプラで手応えのあったインレットで型モノ（ラージ）狙い。１発目から勝負に出ます。
予選会で掴んだ手応えを頼りにその後も修行を続けてきた岡選手。
昨年同様、光栄にも今回も岡選手のプレス役で同行させてもらいました。
今回のプレスは熊鈴・ウェーデングスタイルで準備は万全！
泳ぐことも出る格好で挑みましたので私も気合十分ですｗｗｗ
まずは野鳥の森周辺のウィードが絡むインレット付近、朝一番に良型ラージを確保しこのエリアでリミットを揃えるプランです....
直近のプラではBIG実積済み、1ｓｔキャストに緊張が走ります。
が！思いのほか陽と水温が高くボートも多く思うような魚信が得られず....苦戦、、
周辺のポイントに入り直して、、、、、
豆は釣れたが、、、キーパーが釣れない！！結構な時間をこのエリアに費やすも....
ラスト2時間弱でノンキー....ここで最後の勝負に出るため移動を決意！
【THE・渓流】の流入河川で最後の勝負！
先行者が多数入っている模様だが.....阿武隈川で鍛えたポイント眼を信じて穴撃ちへ！
初代磐王の意地、執念の1尾！
長い沈黙を破り待望の1ｓｔフィッシュに安堵の表情。
1ｓｔフィッシュ：43ｃｍ960ｇ
先行者が多数入っていましたが時間をおいての入り直しで一発GET!
初代磐王の意地、痺れるHITシーンの一部始終を見せてくれました。
ようやくのキーパーサイズに安堵の岡選手が印象的でした。
残り時間が迫るが追加は出来るか！？
焦るのは僕だけ？リズムを取り戻しすぐさま追加の2尾目！
2ndフィッシュ：43ｃｍ950ｇ
残り時間が迫る中、冷静な判断にて「対岸へ渡りサラを狙います！」の申告通りあっさり2本目GET!
これも同サイズの43ｃｍ！
あっという間の出来事に動画が間に合いませんでした。（悔）
この時点で残り時間約45分。
「なんとかリミットだけは揃えたい！」と岡選手。
緊張感は伝わりランガンは続きます....
終了時間が迫る中、「せめてリミットだけは揃えたい！」と岡選手。その思いがヒシヒシと伝わります......
惜しくもTIME UP.......ラスト2時間でのドラマ、大健闘に感服。
結果は.......【丹波選手に決定】2代目【磐王】おめでとうございます！
惜しくも連覇ならずでしたが....ファイナリストの4名に大きな拍手を贈りたいと思います。
全身全霊、全力で挑む清々しさ、釣りって単純に素晴らしい........
初代磐王の意地、確かに見せて頂きました。
あとがき
こんなにワクワク、ドキドキする超楽し～い仕事は無い！！
ノンフィクションのドラマに出演しているかのような錯覚に陥る......
今回も決勝戦のプレス役で同行させて頂きましたが4名とも実力伯仲、紙一重の僅差のように感じました。
生き物を相手にしているが故の流動感......入る時間帯、ボートの有無、先行者の有無、攻め所、攻め方など、ほんのちょっとのズレでの明暗。
そして真の実力者とはお互いを称え合うジェントルマンであることは余韻に浸る姿を見ても伝わります。
前年大会の順位や予選通過が単なるフロックではなく釣技、実力を持ち合わせている事。
他選手の動画でのキャッチ＆ミスキャッチに一喜一憂しているのを見て全身全霊で挑んでいるのがとても印象的でした。
岡選手本人もリミットメイクならずで悔しい思いはあったと思いますがラスト2時間のドラマチックな展開にはとても痺れ、久々に感動させてもらいました。
今大会に関わってくれた全ての皆様に心より感謝申し上げます。
初代磐王 【岡 健一郎 選手】
プレス担当【福島矢野目店 齋藤】