2023年8月4日その他・お知らせ
スタッフ荻野の釣行記~京都の鮎ルアーパラダイスを求めて~
宇治川の支流『志津川』へ鮎ルアーフィッシングに行って来ました。
令和5年8月2日、右京店スタッフ荻野と立本、そして伏見店スタッフ山本の3名で、またまた鮎ルアーフィッシングへ行くことに。
「近所で鮎ルアーが楽しめるパラダイスがきっとあるはず!遠くはしんどい」
伏見店の山本先輩の号令の元、地元で気軽に遊べて楽しめる鮎ルアー釣り場を開拓する事に。
宇治川と一緒に生きてきた山本先輩から「宇治川の支流、志津川に行くで」と連絡が入り、志津川の奥深く上流から宇治川との合流点までみっちり調査してきました。
宇治川の全体図、鮎ルアーは解禁から全域で楽しめます
風雅な宇治の風景を横目に、志津川の下流の橋から様子を見てみると「いるいるいる、鮎めっちゃおる!」
川の中は鮎だらけで、大きな鮎の影も多数確認。
「よし!鮎が大量に居るのは確認できた、一番上流から下流までポイントを調べるで」と山本先輩。
まずは下流で鮎のチェック。大量の天然鮎が川を遡上しています
車で奥へ奥へ走り、志津川上流の細い場所のハシゴから降りて、今回鮎ルアー初挑戦の右京店スタッフ立本を先陣に、山本先輩が中堅、殿(しんがり)を荻野が務め、川を下りながらポイントを調査していきます。
足元に鮎が!人に怯えて草むらの中に鮎が隠れて行きます
さすが立本さん鮎ルアーフィッシングは初めてでも、釣りのスペシャリストだけに、長いベイトタックルでもプロ級のキャストで鮎の居そうなポイントを打っていきます。
先陣は立本さん、草をかきわけパラダイスを探します
かなり上流で細いところにも、足元を見ると鮎が逃げて行く姿が確認でき、念のためルアーをキャストしながら下って行くと…
立本:「山本さん!草が生えてます」
山本:「だから何?」
立本:「クモの巣で前に進めません!」
山本:「振り払って行け」
初挑戦の立本に釣らせるため有利な先頭を行かせる、優しい山本先輩
立本:「え!ここ行くんですか?」
山本:「うん、はよ進んで」
立本:「うわ!目の前のクモの巣を棒ではらってください!」
最前線で何やら騒がしい様子を見ながら・・・
荻野:(一番うしろで良かった~)
堰堤の上は人為的に汲み上げ放たれています
一番槍を挙げたのは殿(しんがり)の荻野で、堰堤の上に汲み上げて育った良型の鮎をゲット!
堰堤の上なので天然遡上ではなく、魚影も見えなかったのですが、鮎はしっかり居るのを確認でき全員テンションが上がります。
釣れない空気を断ち切る最初の一匹、右京店スタッフ荻野
川はまだまだ長いので一か所で粘らず、下へ下へと移動しながらルアーを投げて行き、ついに大きな堰堤の下流へとたどり着くと、そこにはルアー釣りにちょうどいい広さと大量の鮎が泳ぐパラダイスがありました。
この流れなら、オトリミノー88、エスケード80、アユイングミノー、流鮎など
ここからは、3人とも鮎をジャンジャン釣る確変モードに突入。
立本さんも最前線で釣り上げたようで、急いで写真を撮りに行くと、タモから鮎がピョン!または引き舟の投入口直前で鮎がニュルンなどを繰り返し、鮎の扱いに苦戦し、この後立本さんは10匹以上釣っていましたが、諸事情で写真はありません。
伏見店山本、エスケード80にて
伏見店山本、流鮎にて
山本は流鮎とエスケード80を中心に攻略
エスケード100にピッタリのトロ場みっけ!
エスケード100はトロ場での数釣りパターンで大活躍
全員の釣果を集めて写真撮る時にも数匹ポロリ…
立本家のまな板最大20cm前後の鮎5匹、最長の22cmは荻野家の冷凍庫へ
さて、志津川の鮎のお味の方ですが、立本さんが良型サイズの塩焼き、私が小型の天婦羅にして食べてみました。
立本家に行った塩焼きサイズ鮎、内蔵も美味しく食べれました!
小型の鮎は天婦羅で骨を感じない柔らかさ、子供用に頭落としてます。
志津川は清流なので、塩焼きにした鮎の内臓も全く臭みがなく、小型の天婦羅は骨を感じないほど柔らかく大変おいしかったです。
宇治川の支流『志津川』は、川幅が適度で長さもあり、清流で鮎も美味しく、京都で数釣り、型狙いもできる鮎ルアーパラダイスでした。
上州屋京都伏見店にて漁券を購入できます。
川が狭くて友釣りには向かないが、鮎が沢山いる川は探せば身近なところにもあり、鮎ルアーというジャンルができたからこそ注目される川は、全国にも沢山あるはずです。
また、川や場所によって色んなルアーを使い分けする事で、攻略方法も無数にあるので、道具選びや釣り方のコツ、釣り場の紹介など、詳しくは上州屋京都右京店まで一度ご来店ください。
宇治川漁協の入漁券は、京都伏見店にて取り扱いしており、来年2024年度は京都右京店でも取り扱い予定です。
鮎ルアー担当 荻野