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ひがしやまとてん 東大和店

ショップニュース

2022年11月15日その他・お知らせ

ロングトレイル『みちのく潮風トレイル②』久慈宮古セクションハイク行ってきました。

秋の歩きやすい本格ハイキングシーズンに向けて、予てから計画していたロングトレイル『みちのく潮風トレイル2回目』にアウトドアスタッフと同行者で行ってきました。

みちのく潮風トレイルとは、青森県八戸市蕪島から福島県相馬市松川浦までの全長約1,000kmを超えるロングトレイルで、歩き方は数週間かけて一度に行うスルーハイクと歩く区間を区切ってハイクするセクションハイクなどの方法があります。アウトドアスタッフの、みちのく潮風トレイル踏破に向けた備忘録ブログとなり、今後行かれる方の参考になれたら幸いです。

『みちのく潮風ロングトレイル』『日本のロングトレイル』情報はコチラ。

前回のみちのく潮風ロングトレイル1回目セクションハイク八戸~久慈編はコチラ。

さて仕事上、全トレイルはセクションハイクを選びました。またトレイルヘッドには八戸として、エンドポイントは相馬へと向かう事としました。どちらからでも行けるとは言え季節的な事が判断基準となりました。前回は八戸から久慈区間を2泊3日のテント泊を行いました。今回は久慈から宮古区間を3泊4日で計画しました。当日は早朝までに盛岡駅に着き、盛岡発久慈着のバス『白樺号』6:30発に乗り込み久慈駅へ9時台に到着します。前回終了を遂げた久慈大橋下流の橋の位置まで向かい歩き出しスタート大きな久慈漁港を後に、あまちゃんのロケ地小袖漁港までは舗装路歩き。観光地の小袖港監視小屋からは見晴らしの良い絶景が広がってました。ここからは1日目のトレイルとなり森の中へ、距離的には短いものの起伏が続く段丘地形は時間が掛かります。久喜港を越えると再び舗装歩き。陸中野田駅付近に着くころには夕暮れ前の時間帯。1日目の最終買い出しは、地元のスーパーマミーストア。秋の日暮れは早く、1日目のキャンプ地『玉川野営場』へ到着したのはヘッドライト装着しながらの歩行で17時台後半。地元の方のご厚意による広場・幕営地『玉川野営地』でテントを張りサっと食事を済ませ就寝。1日目は約36キロの歩行所要時間は約8時間位となりました。2日目は未明に出発し朝方に普代道の駅で小休止。2日目の本格的なトレイルはネダリ浜からで、黒崎展望所と北山崎展望所を通過し机漁港まで特有の段丘地形の起伏とジグザグ繰り返しのトレイル。この区間だけでも約5時間40分程度を要しました。田野畑駅内の売店に到着したのが14時過ぎで最終の買い出し地の予感。。鵜ノ巣断崖付近の山中ではヘッドライト歩行が始まり弥生沢地点・須久洞の沢と川を渡渉し2日目の幕営地『御殿崎自然休養林』に到着したのは6時台。こちらも地元のご厚意でハイカー利用可の平場になっており水場は雑用水。念のため浄水器を使用し水作りをして食事をとり就寝。。2日目は約61キロの歩行:所要時間約14時間ので個人的にも1日の最長歩行記録となりました。3日目も未明から歩き出し前日よりは道路歩きが多い感じでお昼に震災遺構のたろう観光ホテルを通過し道の駅たろうで小休止。田老防潮堤からはトレイルに入り陸中海岸自然道をハイクします。ハイク中では宮古カントリークラブのゴルフ場内を歩く珍しいルート。また以前はキャンプ場だった中の浜は、震災メモリアルパーク中の浜として当時のキャンプ場トイレや炊事場が震災遺構となってました。1630頃に3日目のキャンプ地『休暇村陸中宮古』が運営している姉ケ崎キャンプ場へ到着。休暇村のお風呂も利用して温まり食事をして就寝。3日目は約54キロの歩行:所要時間は約12時間でした。4日目最終日は少し遅めの早朝に歩き出し。トレイル上から朝日が昇るのを見ながら歩き、最後のメインは浄土ヶ浜自然道のハイク。蛸の浜で休憩を取り、観光地の浄土ヶ浜に到着。最後に宮古の市街地と次回は宮古大橋からのスタートを誓い、宮古駅へ1025分頃に到着。4日目は22キロの歩行:所要時間は約5時間でした。宮古盛岡駅間はバスメインの時刻が多くあり盛岡駅までバスで戻り4日間のセクションハイクは終了となりました。4日間の総歩行距離は約168キロのセクションハイクとなりました。

久慈宮古区間を終えてみて

4日間の歩きとなると旅感にプラスされる感情は冒険心でした。特に2日目はいくら歩いても着かない到着地。。暗闇の山中 熊鈴と笛を鳴らしながらトレイルを歩き・夜の渡渉・夜の標識探しの難しさなど自身にとっては良い経験だと感じた一方で計画実行した内容にも反省点も見えてきました。地形は、段丘でアップダウンを幾度となく繰り返しながら地形をジグザクなぞる3Dのようなルートが多く予想以上に時間はかかります。また点在する遺構は当時の凄さを感じさせます。舗装路を多く含んだルートはロードランニング同様にシューズのクッショニングと未舗装路はグリップ性能は引き続き欲しい所で、ハイクを終えてみてシューズのダメージは相当でした。この4日間は天候が合ってました。歩行スピードや路面状況そして川の渡渉があると全て天候に左右され計画通りにいかなくなります。天候が中の下 以下のような時は余り無理せず中止の選択や手前の幕営地・エスケープルートも考えておくことも大事だと思いました。これから計画される方は装備や体力共により万全な準備をオススメします。良い旅を

ロングトレイル『みちのく潮風トレイルセクションハイク2回目』に行ってきました。前回の終点地の久慈駅から宮古まで3泊4日のテント泊装備ロングトレイルのスタートです。

久慈駅には盛岡駅より朝一バスが出ており、少し遅めの9時台から歩き出し。久慈海岸を代表する奇岩の一つ『つりがね洞』

あまちゃんのロケ地『小袖漁港』を通過して。

漁港を越えたあたり。じぇじぇと言いながら1日目の本格トレイルへ。

1日目はスタート時間が遅いために今回のキャンプ地到着にはいい時間帯となりました。地元の方のご厚意で開放されている『玉川野営場』は綺麗に管理されており良い野営地です。1日目は約36キロの歩行所要時間は約8時間程度となりました。

2日目の本格トレイルは『ネダリ浜自然歩道』から。

展望の良い北山崎ビジターセンター。

北山崎自然歩道のトレイルは段丘の地形で幾度の上下とジグザグ路でネダリ浜から矢越岬まで5時間ほど要しました。階段長めです。。

鳥越漁港を越えるあたりでは薄っすらと夕暮れ近くに。。。先に見える鵜の巣断崖を越える所に今回の野営地があるのに遠い感じ。。

鵜の巣断崖を越えるあたりでは完全に暗くなり。頼れる明かりはヘッドライトのみで標識ポイントがかなり見えずらい。獣対策と渡渉するところの標識確認にはだいぶ慎重に行動しました。

地元の方のご厚意でハイカーに開放された御殿崎自然休養林で幕営。

中水なので念のため浄水器にかけて使用しました。浄水器は『ソーヤースクイーズ』。2日目は約61キロの歩行:所要時間約14時間程度となりました。

3日目ハイク。真崎展望所付近の小港漁港。

田老港の防潮堤と遺構『たろう観光ホテル』。先の道の駅たろうで休憩。

宮古CCのゴルフ場内もルートの一つです。営業中の時間帯に通行できて良かったです。

姉ケ崎キャンプ場は休暇村陸中宮古で事前予約してました。宿内の温泉も入れるので良いです♪3日目は約54キロの歩行:所要時間は約12時間程度となりました。

4日目姉ケ崎からの朝日。これが行程最後のハイクかと思うと少し寂しい気が。

『浄土ヶ浜』宮古の中心付近までやって来ました4日目約22キロ所要時間5時間程度でした。ここ宮古駅で4日間の総歩行距離は約168キロのセクションハイクとなり宮古盛岡区間のバスに乗り帰路となりました。

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