2021年3月12日おすすめ商品
やってみようアジ釣り。~カゴ釣り入門編
アジが接岸中です。
水深のあるうみかぜ公園海域では真冬でもアジが狙えます。
遠投両軸リールを使用する本格派の方々は その飛距離にものを言わせ、真冬でも30匹以上のアジをキャッチする事が有ります。
しかし両軸リールのタックルを用意するにはそれなりのコストが掛かり、中々敷居の高い釣りとなっています(汗)
それでも最近は春の濁り潮が入り、アジも比較的近い距離で狙えるようになって来ました。
まだ足元のサビキで釣れる状況ではありませんが、スピニングリールでのカゴ釣りタックルがあれば 釣果を出せる状態になっています。
最近では初めての方でもチャレンジできるカゴ釣りセットも充実。
今回は 「天秤式」の遠投カゴ釣りの入門解説です。
ウキ、カゴ、ウキ止めなどがセットに。すぐに始められるセットもありますよ~♪
竿は遠投竿と言われる硬めの磯竿がベストですが 3m前後の柔らかめの投げ竿でもとりあえずはチャレンジ可能です。
ちょっと本気でやるならば、4号(オモリ負荷10~15号)の磯遠投用、4.5~5.3mの竿がおすすめです。
釣り方は 沖目の一か所に集中してコマセを撒いてアジを集める事ですが 重要なのはアジの居る泳層(タナ)にしっかりとコマセと仕掛けを入れる事です。
アジの泳層は大体海底から2m付近です。
アジの活性が高い時はアジのタナも高く、幅広くなりますが 低水温期は特に海底付近にいますので「タナ取り」作業はしっかりと行いましょう。
では 初めての場所での「タナ取り」作業ですが ウキ釣り経験の無い方でも簡単に出来る方法が有ります。
・・っと、
ここから先は ご来店の上スタッフにお尋ねを^^
ヒントは浮力の弱いウキをもう一つ用意する事です。
ウキ釣り経験のある方ならピンと来ましたね^^
ウキは羽根つきのタイプがおすすめ。飛形が安定し飛距離が伸びます。
仕掛けは、天秤を使用する場合は、吹き流し式と言われる2本、3本針タイプが一般的ですが 敢えて6本ほどのサビキ仕掛けを付けてしまうのもアリです。
全長が長く針数の多いサビキ仕掛けは多点掛けが狙えます。
但し潮が流れない時は手前マツリ(自爆)のリスクが有りますのでご注意下さい。
竿リール以外の現場での装備はこんな感じです。バッカンにまとめて入れて運びましょう。コマセの弾切れに備え「アミ姫」など常温タイプのコマセも用意すると尚安心です。
コマセは大体2時間で 1kgブロックのアミコマセを1~2個は撒きたいです。
沢山撒けば それだけ魚を自分のポイントに集める事が出来ます。
コマセには配合餌も入れましょう。
「アジパワー」などが一般的ですが 配合餌を入れると集魚力が上がるばかりではなく、水気が落ち着くので、キャストの際にコマセ汁のシャワーを浴びるリスクも軽減できます。
地元の名手が愛用する青い配合餌。コマセに混ぜ込まず、まぶして使うのがポイント。その日使う分だけペットボトルなどに詰め替えておくと便利ですよ^^。
コマセをカゴに詰めるのには割りばしなどが便利です。
また、バケツに水切り用のザルなどをあてがってコマセを乗せておくと、余分な水分が取れますので予めご用意下さい。
手すりに竿を立てかける「竿置き」も必ず持っていきましょう。
あとは なるべく同じポイントにコマセを打ち込むこと。
飛距離も重要ですが、より正確性が重要です。
朝夕は特に近くにアジが接岸しています。
一か所にアジを集めて釣果を伸ばしましょう!
これから更に活発化!ゴールデンウィーク頃には毎年40㌢クラスの大サバも接岸します!是非チャレンジしてください。