「釣り人と共に」がモットー。釣り人あるところに「上州屋」あり。

午前の部（ボートシーバス)終了後、夕方に再び近所のサーフへ、ぶらり時間つぶしにでもと軽い気持ちで出かけてきました。前日にヒラメが釣れてたよ～！との目撃情報あり。「昨年の一月遅れで入ってきたかな？朝のブリ釣れてたのもそうやし」ようやく春がやってきましたね！いつものサーフは多くの釣り人で賑わっています。
駐車スペースからそんなに歩かなくても良いところが空いていたので、何気にそこでキャストを開始！相変わらず海の底は赤いにゅるにゅるした海草がベッタリ沈んでいるので、ボトムズル引きは封印です。ジグが着底したら、一度しっかり跳ね上げて10回巻きストップ、再び跳ねて１０回巻いての繰り返しです。
時々リールを巻く手にコツンと来ます。ボラかコノシロか？何かが頻繁にアタックしてくるので、中層の釣りでも退屈せずにやり切れます。そして数分後、いきなりそいつは襲い掛かってきたのである・・キャスト着底跳ね上げ巻きを１０回・・の１回転目、一瞬ジグの重みが消えてからのグンッ！何？ゴミ？そのままリールを巻くと、ただ重たい物体・・やれやれ、海草のかたまりか？
オーバーホールから戻ってきたばかりのツインパワーで、快適に巻き取っていきます。グリグリと、ひたすら、重いモノを引き寄せてきます。周りの人の目が気になる・・魚じゃないよアピールを醸し出しながら早く重いモノを上陸させようと・・だいぶ手前まで寄せてききました。あと少し・・。
すると重いモノが急におかしな動きを始めます。ロッドが細かいピッチで震え出し、まるで魚が掛かってるかのような生命感が・・って、これ、魚やん！アカン！ダイジニイコウ！あともう少し！あれ？固まった？急に動かなくなった・・ジワジワとロッドを絞って後ずさりすると、ズルルと動いて波打ち際でバタバタ！やったー！デッカイヒラメやん！慌てて駆け寄り、リーダーを掴んで浜にズリ上げ成功！ついにやってしまった・・ヒラメやん・・まぁまぁデカイやん・・うれしいやん・・
というわけで、ちょっとした暇つぶし？で良い魚が釣れてしまいました！これだから魚釣りって面白いよね！鈴鹿近郊サーフのポテンシャル、再認識させられました！ヒラメマゴチブリサワラシーバスなど、身近な海で、こんな大きな魚が気軽に遊んでくれるんですよ！さぁ！シーズン開幕！