「釣り人と共に」がモットー。釣り人あるところに「上州屋」あり。

シーズン終盤ながら脂乗りが良好のサバとヤリイカの釣果が上昇傾向と両狙いで楽しめる外房勝浦に釣行。しかしながら海況は悪く海上の風速は10ｍ超えの強風、波高もゆうに4ｍ以上はあり時折、舷を超えて船内に流れ込む悪条件。航程約40分程の水深210～220ｍダチ。船は波に翻弄されて大きく揺れてまともに立って仕掛け投入や巻き上げ動作が出来ない。それでも200号オモリで海底付近のタナで投入の度には2～3尾は釣れて活性は悪くは無い。海悪でトラブル低減の為にフラッシャーサビキの針数を減らしてたが針数を増やせばもっと鈴なりで上がってくるはず。しかしこの海況では仕掛け捌きも四苦八苦は必至なので欲張らずに釣った。数は釣れるがシーズン終盤の為か小型サイズも多い。2時間程続けお土産は十分となりヤリイカ釣りに転戦。水深はやや浅くなりそれでも190～200ｍ。オモリを150号に変えて投入すると潮方、流れ共に悪く着底後に底を取り直すと10ｍづつ糸が引き出されるほどの早潮で悪条件。ただ着底と同時に乗りがあるほど高活性！しかしこの波高では船が上下が大きく巻き上げ途中でのバラシも半端無く多発。ウネリと竿の角度を合わせて慎重に低速で巻き上げて釣っていく。とにかく仕掛けが着底すればノリは有るのだが水深200ｍの超低速の巻き上げではいかんせん効率が悪い。釣れてくるヤリイカがパラソル級主体で高活性なのが救い。しかしながら強風高波は一向に収まる気配は無くそこそこのお土産にはなり早目の10時沖上がりとなった。凪が良ければ・・・と悔やむばかり。今後はサバが恐らく近いうちに終わるが変わりにヤリイカが盛期を迎えてヤリイカ専門船になるはず。水深も浅くなっていき期待できるのでまた行きたいと思う。