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あびこてん 我孫子店

ショップニュース

2023年7月31日その他・お知らせ

◇ボトムアップ&ハヤブサフックセミナーIN灼熱の片倉ダム!◇

7/26(水)片倉ダムにて開催された『ボトムアップセミナー』にスタッフ木村&佐藤の2名が参加してきました!

 

講師は川村光大朗プロ&草深幸範プロ。
ボトムアップさんの講習は昨年に引き続き、真夏となりましたが、今回はマッディーシャローから房総リザーバーに場所を移しての開催!
片倉ダムと言えば狙えば数は釣れるものの、ナイスキーパーを釣るのに一苦労するフィールド。難攻不落の片倉ダムをどう攻略するのかも個人的には楽しみです

両プロより拘りのたっぷり詰まった新製品をご説明!!

まずは川村プロより話題の新製品、ギミーの説明から。

様々なメーカーより既に数々のギル系ワームが存在していますが、川村プロ曰く、ギル系ワームは大きく分けてスライド系と水押し系の2タイプに分けられます。ギミーは水押し系に分類され、より効率よく、質の良い水押しをする為に川村プロの理想とする味付けを施したフラット系ワームとの事!

 

具体的には外見的にも特徴的なリブ!このリブは柔らかい動きで大きな水押しを発生させる半面、着底時やシェイク中など、このサイズのワームとしては異例ともいえる微波動も同時に発生させます。

更にこのリブ、よく見ると付け根が微妙に頭側とは反対方向に反り返っておりこの微妙な反り返りが更なる水押しまた、ストップ効果を生むことで、例えばジグスト時に水面を引きやすい、フリーリグ時にワームがフリー状態でよりナチュラルなアクションを発生するなど見た目以上のアドバンテージを生むとの事です。
実際川村プロに桟橋でアクションさせてもらいましたが特にワーム自体の柔軟性が際立ちいかにも釣れそうです♪
プロがアクションさせた一投目から桟橋下にいたバスがチェイスして口を使う寸前までいったのは嘘みたいな本当の話(笑)
ギミーは8月リリースという事でもう発売目前!!発売が非常に楽しみなワームです。

 

しかし正直な話、3.5インチというボリューム感は今の片倉には少しオーバーサイズかな?などとこの時点では感じていました。


この時点では…

ただのウェイトアップモデルじゃない!ギャップジグ3/8!

続いて草深プロからは同じく8月発売のギャップジグ11gの説明を。

 

既に多くのシチュエーションで使い所が多く、カバー撃ちからオープンウォーターの釣り、そしてジグストでは圧倒的に使用頻度の多いギャップジグ。多くのシチュエーションで使うという事はウェイトのラインナップももちろん、多ければ多い程良い!そこで新たなラインナップとして8月に11g(3/8オンス)もリリースとなります。

ウェイトを重くすればヘッドが必然的に大きくなってしまいギャップジグの特徴でもあるショートシャンクフックではバランスが悪くなることが開発の障壁に。

そこで、ヘッドのウェイトをフック部の軸に移行する事でウェイトバランスの分散+ヘッド部の肉抜きに成功。

ただのヘッドウェイトを足しただけのモデルではなく、こちらも小さくはない拘りが散りばめられた追加ウェイトモデルとなっております。

川村プロより針の深ーいお話。

非常に熱いお話が聞けました。

ワームフックってアングラー個々でこのワームにはコレってのが既に決まってしまっていて中々変えづらい所がありますよね。
ライトニングストライクは全てのワームを同一モデルでほぼ完結できるように長い時間を掛けて開発しました。

 

という川村プロの言葉から、フックの深―い話が始まりました。

おっしゃっていたことを簡潔に説明するとワームがズレにくく、フッキング率を向上するというのは通常、相反する形状にする必要があります。しかし、この2つを両立するために高次元でバランスを整えたのがライトニングストライクとの事。

この2つを両立する過程と行きついた最終的な形状は非常に興味深く、納得させられるものでした。
釣具は本来、魚に近ければ近い程、タックル重要度が上がると言われています。この理論からするとフックの重要度はNO1。そういう意味でもおっしゃっていた話は奥域あり非常に深い!!

※ 興味のある方はスタッフ木村or佐藤までお尋ねください。

 

結果的にライトニングストライクですが、発売よりオフセットフックとしては異例のセールスを記録し続けています。その秘密はやはり、ボトムアップのルアーと同じように川村プロの大きな拘りが理由のようですね。


まだ、使ったことがない方は是非使ってみて下さい!ワームがズレにくく、フッキングポイントがいつも使っているフックより奥に刺さっていることを実感出来るのではないでしょうか?私も早速使ってみます。


ちなみにギミー、フリーリグで使う場合はライトニングストライク3/0推奨。
ネコリグはNSS3/0もしくはパワーワッキー1/0~2/0との事です。

いよいよ実釣講習開始!霞のおかっぱりプリンスが房総リザーバーをどう攻略するか!?

水温は28-29℃、水質は先週より若干濁りが入っていたものの基本クリアウォーター。

風は弱く、カレントも効いておらずやや難しい状況が想定されました。

私は昨年に引き続き、川村プロの釣りを終始見学させてもらうことに。

 

 

まずはボート屋周辺の縦ストやワンドマウス等、水通しの良いエリアをチビーブル3/8プロトモデルで探って行きます。※チビーブル3/8はこれから発売予定。

時折ヒットがあるもののバラシがあったり、キャッチした魚はノンキー(30cm未満)だったため、1時間程でエリアを見切り笹川筋の上流方面へ。

 

 

上流方面ではチビーブルの巻きの展開に加え、ギミー+ギャップジグ5gのカバー撃ちで要所要所のカバーを探って行きます。

するとトンネル南エリアの一番大きい崩落絡みのカバーでギミー+ギャップジグ5gに40cmクラスがヒット!!しかし、残念ながら取り込みで複雑なカバーに絡まれてバラシ。片倉ダムでは貴重なサイズなので残念。

やはり真夏のキーワードは流れ!そしてあのルアーが遂に火を噴く!!

場所は大きく変わって最上流部。

私自身、何十年、片倉ダムに通っていますが滅多に来ることの無いエリアです。更に最上流域は浮草、通称青ヤローに一面覆われていてボートの行く手を阻んでるのでもし、一人でこのエリアにたどり着けたとしても間違えなくパス!!

 
しかし、若干ですが上流方面から流れが出ておりよく見ると反転流も所々発生しています。
 

これは…

 

川村プロは迷うことなく青ヤローを突き進む。この辺りからジグストへとリグチェンジしていました。

 

そしてほどなくして最初のキーパーサイズをキャッチ!

リグはギミー+ギャップジグ7g。釣り方はジグスト。浅い側にキャストし、巻き始めで喰ったとの事。最初は5gギャップジグのジグストで流していましたが、青ヤローの下をストレスなく引くために7gにウェイトを変更していました。

パターン掌握。そこからはギミージグスト祭り!

最上流域に入るとそこからは怒涛のラッシュ!

ノンキーから最大38cmを含め2時間ほどで10本ほどキャッチ!釣り方は全てギャップジグ7+ギミーのジグストです。

後ろから付いて行っていたギャラリー陣もたまらずギャップジグにギミーをリグり、バイト自体は連発したもののやはり先行の川村光太朗プレッシャーがすごいのか、甘噛みショートバイトのオンパレード(汗)


ですが、キャッチはなかったものギャラリーの全員がギミーのルアーパワーを十分に感じることが出来ました!

結果発表!!

結果、この日は参加者のほとんどがキーパーサイズを持ち込むというスタート前の予想を覆す好釣果でした。

そんな中、川村光大郎プロは全体2番目の釣果!!さすがです。

そして3番目が草深プロ。マイクロブレーバーの0.4gネコリグを岩盤上で落とし込んでいって釣果を重ねて行ったとの事です。

優勝者はギャップジグ11+ギミーで49cmを仕留めた草加店Hさん。こちらも川村プロがギャップジグ+ギミーのジグストで釣りまくっているとの情報を聞いて試したらすぐに釣れたとの事。その他もギミーでの釣果が非常に目立ち、競技中9本キャッチしたすべてがギミー(フリーリグ&ジグスト)という参加者も見られました。ギミースゴイ!!

今回、酷暑の中でしたが夏の釣り方はもちろん、新製品の使い方など、非常に有意義な講習になりました。

気になるギミーの使い方、片倉ダムの釣り方の詳細等は当店スタッフ木村、佐藤まで気軽にお尋ねください。

また、新製品ギミーは8月上旬の発売予定となっております。入荷の際はこちらのブログ、もしくは上州屋アプリにて告知いたしますのでお楽しみに!!

 

 

ご参加いただいた、川村光大郎プロ、草深幸範プロ、ハヤブサ様、有難うございました!

また機会がありましたら宜しくお願い致します。

有難うございました!

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